つくば市|カラーシミュレーションを使い縦の色分けで全く違う印象に…色合いをじっくり検討|カマラードつくば
2020/03/10
施工事例データ
施工箇所 | 外壁、屋根、軒天、破風、雨樋、玄関、階段、水切 |
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使用材料 | 外壁:セラMレタン 屋根:スーパーウレタンルーフペイント 軒天:アレスセラマイルド 破風:セラMレタン 雨樋:セラMレタン 玄関:セラMレタン 階段:セラMレタン 水切:セラMレタン |
診断結果 | 屋根に欠損などの緊急な補修を要する重大な異常は見受けられませんでした。しかし鉄部のサビが非常に進行していること、コケが生えてきていること等を考えると適切な処置は必要です。耐用年数は5年程度で構わないとのことなので、今回はウレタンでの塗装をご提案致します。 激しいチョーキングが発生しています。ここまでのチョーキングは塗膜がほぼ無くなってきていることを意味します。塗装でのコーティングが必要です。 また目地のシーリングが破断しているので一部水が廻って塗装が剥げてしまっている箇所もありました。今回調査物件の外壁は窯業系サイディングと言われるものです。窯業系サイディングは目地の劣化に一番気を使わなければいけません。窯業系サイディングの場合、雨漏りの8割は劣化した目地から起こります。これ以上ひどくならないためにも目地シーリングの打ち替えをお勧め致します。 軒天や雨樋の塗膜が剥がれてしまっています。おそらく施工時に下地処理をしっかりとおこなわなかったことが原因だと考えられます。また、軒天は雨漏りの可能性もあります。周辺の目地や屋根をしっかりと修繕しなくてはいけません。 鉄部はやはり錆が目立ちます。錆は鉄を腐らせます。腐った鉄はボロボロに朽ちていくだけです。ボロボロになる前に錆止めをする必要があります。 そして基礎ですが、微細なひび割れがあります。しかし表面の化粧モルタルにひびが入っているだけで、本体であるコンクリートには何の影響もないでしょう。見た目が気になるのであれば直して塗装した方が良いですが、気にならないのであればこのままでも良いかと考えます。 |
施工前の様子
担当者からの一言
シーリングの劣化と、鉄部の錆の進行が顕著であり、外壁の色あせも進んでいますので、早急な工事が必要な状態でした。シーリング交換を行い、鉄分の錆や塗膜をしっかりと除去し錆止めを行いました。外壁のデザインについては、カラーシミュレーターを使い、いろんなパターン、色味でじっくりご検討いただきました。縦の色分けを生かし、色も落ち着いた色味に抑え、どの年齢層にも気に入って頂けるような、素敵な外観になりました。