代表挨拶
GREETING
東日本大震災当日、私は友人の会社に商談に来ておりました。商談中、大きな音と共に応接室が大きく揺れ慌てて外に飛び出しました。外に出た時、隣のビルが大きな体をくねくねとくねらせながら揺れていたのを今でもハッキリと覚えています。 震災以降、日本は失意の底からゆっくりとではありますが、着実に復興を遂げてきました。弊社では建物のメンテナンスを生業としているので、復興に関わる仕事もこなしてきました。私達も仕事ですので一生懸命作業するのですが、仕事で来ている我々が被災された方々から涙を流して「ありがとう」と言われるのです。絶望や先行きが不安な中でいただいた心の底からの感謝の言葉に気付かされました。 それから私達は誰かの為に、誰かの笑顔の為にを合言葉にこれまでやってきました。おかげさまで創立からの悲願であった法人化を平成24年に果たし、地域に根指してよりよいサービスをお客様に届けることが出来るようになりました。しかし、世界情勢、世界経済が不安な事や、国内情勢の見通しも不透明な昨今、今の様な暮らしを続ける事が出来るか、また資本主義の限界も見え始めている中で日本という国がどうなっていくのか、不安な事と思います。そんな時こそ私達が、お客様を笑顔にしなければいけないのです。 私達は建物を造る会社に非ず、お客様の笑顔を創る会社である。これからもお客様を笑顔に出来るサービス、ツールを沢山用意して参ります。 今日も「ありがとう」に出会う為に。
株式会社奥広 代表取締役 小椋 直樹
COMPANY
ACCESS