つくば・土浦の外壁塗装専門店の社長ブログVol.1
2020/03/06
皆さんおはようございます。
奥広代表の小椋です。
この社長ブログでは僕の日々思っていることや、建物の診断をした際に気付いたことなどをUPしていきます。
ペイントアンバサダーってなに?
そもそもペイントアンバサダーってなんなの?と思う方がほとんどだと思います。というより僕の周りの人以外は誰も知らないでしょうね。
だって僕が勝手に名乗っている役職(?)ですからね。
誰にも任命されていないし、そんな物があるわけでもない。
それなら勝手に名乗ってしまおうということで一昨年に勝手に就任致しました。
勝手にというところがポイント。
誰も何も関わっていない存在しないものなので、これから僕がペイントアンバサダーというものを作り上げていくんです。
どんなことをしてるの?
何をやっているのかというと、今のところは消費者の皆さんが悪徳業者や素人業者に騙されないような注意喚起をしています。
近々YOUTUBEにもチャンネルを開設予定です。
塗装業界は体と車があれば簡単に起業できてしまう業界です。
十分な知識も無いままアフターのことを何も考えず、消費者を丸め込んで適当な施工をする業者が多い業界です。
もちろんそうではない業者もちゃんと居ます。
ですが自分たちの事しか考えることが出来ない業者が多いのも事実。
そんな業者から消費者を守りたい、との想いが僕にペイントアンバサダーを名乗らせました。
例えば・・・
お客様が他社様から取った外壁塗装のお見積もりをセカンドオピニオンとして拝見してアドバイスしたり、実際に施工した後に出てきた問題点を調査したり。
僕がお手伝いした中には5年前の施工で仕上がりが悪く、その後塗膜に膨れなども発生してきて施工業者にもう一回無償でやり直ししていただいた案件も多々あります。
外壁塗装という完成するまで目に見えない、そして完成しても工程が見えない商品だからこそ、消費者の皆様に寄り添ったアドバイスをしています。
タイトルに仰々しく本当の理由だなんて書いてしまっているので、ちゃんとお話しなければいけないですね。
僕がペイントアンバサダーを名乗った本当の理由がもう一つあるんです。
前述したことに関連があることなんですが・・・
実は、業界自体の地位向上が狙いなんです。
今まで塗装業界のこと散々悪く言っておいてどういうこと?って思ったでしょうね。
そこも含めての地位向上なんです。
僕はペイントアンバサダーとして活動していますが、もちろん現役バリバリの外壁塗装業者としてお仕事をさせていただいています。
その際に思うことが、とにかく外壁改修業者が悪く見られ過ぎだという事です。
先程は消費者目線で物を言いましたが、今度は業者目線での話
まずお見積もりの依頼があり建物診断のためにお客様のお住まいへ訪問しますよね。
インターホンを押してお客様が出てらっしゃいます。
コチラを頭のてっぺんから足のつま先までジーッと見られるわけです。
間違いなく疑って見られているのがわかります。
そしてお話を伺って建物診断をさせていただくんですが、その際に敷地の中に入れてくれない方も極まれですがいらっしゃるほど。
一通り診断が終わりヒアリングと商品の説明をさせていただくんですが、ほとんどの方は玄関の中にすら入れていただけません。
図面をお貸しいただきたい旨を伝えると断られる方もいらっしゃいます。
図面は車検証と一緒でその物件がどんなもので出来ているのか、寸法は、補修履歴はなどが記載されています。
無くても寸法を測ることは出来ます。ですが外壁や各部位の素材、直前に塗装した塗料の種類などの情報があればどれだけより正確な診断が出来ることか。(素材を見誤ると塗膜の早期剥離の原因ともなります。)
そして見積もりの提示に関してはメールで送っといてくれ、郵送で送っといてくれ、とクロージングのチャンスを与えてもらえないこともしばしば。(それに関しては時間の調整などもあるので一概には言えませんね)
成約の可否に関しても他者で決まった際にはメールの一通でもいただけません。
業界を変える!
これほんの一例です。
こんな業界なんです。これくらいの地位しかないんです。
でもこれは全て自分たちが悪いんですよね。自分たちの先輩が碌でもない仕事をしてきて、悪徳業者もいたりして、業界全体で改善してこなかったツケが廻ってきているんだと思っています。
なので!業界の地位向上をしていきたい!
お客様に喜んで迎えてもらえる様な業界にしていきたい!
そのためにはまず!自分たちの行動を改善する!そして協力業者も改善する!さらに業界全体に波及する!
との想いでペイントアンバサダーとして活動してる訳なんです。
最初はたった一人の声だけど、波紋のように拡がっていくことを信じてこれからもペイントアンバサダーを勝手に名乗っていきまーす!